ZOZOTOWNが送料無料ならぬ送料自由というサービスを試験的に開始していました。
なんだこりゃ?送料が決められてないの?
とよくわからない状態ですね。
しかし、読んで字のごとく、送料が自分で決められます。
0~3000円で決めてくださいというものなんですね。
こんなのみんな0円にするに決まってんじゃん、とせこい僕は思っちゃいます・・・
でも、データでは平均96円の送料をお客さんが支払ったそうです(無料を選んだのは約4割程度)。
安く商品を手に入れるために、ネットで買ってるのに100円も余計に支払う人がいるんだなと、少々びっくりしました。
そもそも、この送料自由というのは何のために取り入れたのでしょうか?
「タダで商品が届くと思うな」
2012年にZOZOTOWNの送料が高いとツイッターで言われ、それに対して前澤社長が言い放ったつぶやきですね。
もちろん炎上。
最終的には前澤社長が謝罪するという事態に。
色々イラつくことがあったとしても、今の時代ツイッターで反論するのは、リスクめっちゃ高いっすね。
周りの社員さんとかにグチをぶつけるくらいでよかったのかもしれません。
そんなこともあり、その後は送料無料にしていました。
しかし、送料無料なら安い服を1枚だけ注文とか、少額の注文が増えてしまい、送料が利益を圧迫。
2014年10月には送料復活。
3000円未満は350円。
さらに2015年11月には4999円以下なら399円の送料がかかるようになりました。
ZOZOTOWN、送料に苦しんでいる?
送料が有料なら、送料がZOZOTOWNの利益を圧迫しなくなりますが、少額の注文が減るので、今度は売り上げが下がりますよね。
で、どうしたらいいの?って考えた結果、送料自由にしてみよう!となり、試験的に導入したようです。
狙いとしては
・注文額に対して、どれくらいの送料が適当と消費者が考えているのか
・実際にどの程度回収できるのか
このあたりなのではないでしょうか?
これである程度送料が回収できるなら、今の送料をもう少し安くできるようになるのかも。
また、実験終了後、適正な送料を今後提案してくるのかもしれませんね。
前澤社長は「自由に価格を決めていただくことで、運ぶ人と受け取る人との間に、気持ちの交換が生まれれば素敵だなと思います」とツイッターで投稿しています。
確かにそうなれば素敵ですが、これは建前で、調査、実験ですね。
関西人が一番せこい?
送料平均は奈良の86.05円が最下位!
ワースト5は京都府・滋賀県・兵庫県・大阪府・奈良県です。
なんとまあ、見事に近畿地方!それも関西圏ですね。
一応近畿ですが三重や和歌山はそんなに関西って感じじゃないですもんね。
うーん、関西のイメージ通りですね。。。
どうせならワーストは奈良ではなくて大阪のぶっちぎりであってほしかった。。。
それにしても大々的に面白い試みをしているなぁと思います。
今後のZOZOTOWNの送料に注目ですね。
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